お引渡しを受けたら、いよいよ新居への引越しです。おめでとうで終わりたい所ですが、ここは僕が今まで新築戸建ての引越しの時にお伝えしておけば良かったということを書きますね。中にはそんなの当然という方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と見落としがちなことです。
お引渡しから引越しまでに工事期間を設けましょう。
契約から1月ほど、ようやく引渡を完了すると、段取り良く次の日には引越したいものですよね。しかしながら、私は少なくとも1週間くらいは期間を設ける事をおすすめします。
賃貸の場合、その物件の所有者は大家さんなので、設備に不具合があれば引渡までに大家さんがやってくれます。建物は大家さんの持ち物なので、引渡前に工事ができる訳です。一方持家の場合、引渡が完了し自分の物になるまでは工事することができません。
代表的なものはエアコン設置工事になるのではないでしょうか?前の部屋で使っていたものをそのまま使う場合は別でが、新調する方が多いのも事実です。新調する場合は工事が必要になります。引越し中に工事してもらう事もできますが、設置業者にとっても決して良い作業環境とは言えませんし、なにより引越しの作業が滞ります。ここは引越し前に設置するのがスマートです。 エアコンだけではなく、フロアのワックスやコーティングを行う場合は、家具が入っていない方が圧倒的に工事が楽ですね。楽=低コスト・高精度に繋がります。他にもそれぞれの事情で先にやっておいた方が良い工事はあると思いますので、ご自身で胸に手を当てて考えて見ましょう。もちろん分からない場合は相談して下さいね。