まともな土地ってなに???

前回の記事を書くときにふとして引っかかったのがこのワード、”まともな土地”です。専門用語ではないですが、一般の方は何のことかわかるのかなーと思ってしまいました。専門用語ではありませんので、カチッとした定義は無いと思いますが、このブログ内ではこうゆうことよーという定義付けをしたい。と、いうことがこの記事を書こうと思ったきっかけです。

シンプルに言うと、そのまま建築可能な土地を”まともな土地”とします。

じゃあ、そのまま建築できない土地で逆から説明しますと、例えば古屋付の土地は古屋を壊さないと、新しく建築できませんよね? 「古屋をリノベして使えば壊さなくていいじゃーん」って言う人もいるかも知れませんが、殆どの場合、建物が使えそうも無いから古家付きの土地として売り出されていると思います。なので、古屋を壊すために土地費用と別途に解体費用が掛かることが多いのです。こんな土地は当ブログではまともな土地からは除外します。

あと、よくあるのが、道路や隣接地と高低差のある土地です。1メートル以上の高低差がある土地はまともな土地からはやはり除外します。なぜ1メートル以上かと言うと、多くの自治体で高低差部分の土留に使う擁壁(まーブロックなんかで作る壁ですね。)に規制が入ってくるからです。この規制は土留擁壁のスペックに対する規制なので、工事費用が跳ね上がることが多いです。

また、道路付きの悪い土地もまともな土地とは言えません。居住用の建物を建築する場合、前面道路に2メートル以上接することが義務付けれています。もしこの条件を満たしていないと、建築できません。(正確には建築確認済み証が取得できません。)2メートルだけの接道だと車も止められませんので、規制としてはゆるいのですが、たまに2メートルのみ接道の土地も売りに出てます(小さく建築不可と書いてある)ので、気を付けましょう。

以上、ネットの土地情報でよく見かける代表的な3つの例をあげてみました。まともでない土地はデメリットが大きい用に書きましたが、実はメリットもあります。多くの場合、このような物件は相場より坪単価が安い場合が多いということです。 道路付きについては、お金で解決できない問題ですが、極端な話、車を利用しない方にとっては掘り出し物になるかもしれません。また、別途費用が掛かる問題(解体や土留擁壁)については、お金の問題なので、相場との差額以内で追加費用が収まればそれは掘り出し物かもしれません。

以上、当ブログでのまともな土地の定義付けでした。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。
ご相談・お問い合わせは下記のボタンでお願いします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

ライトスタッフの無料相談を利用!
お気軽にお問合せ下さい。

TEL:0942-95-3941

この記事を書いた人

大手ハウスメーカーD社、大手パワービルダーH社、大手フランチャイズ不動産HD社(大手ばっかり書いてすみません)を経てついに独立!業歴20年の経験と知識をもとに、お客様の住宅購入をフルサポート致します。

コメント

コメントする

目次