こだわる訳では無いのだけれど
「マンション・戸建てどっちがいいの?」と聞かれることがありますが、これ結構困る質問なんです。自分で決めよーねー、としか言えなかったりします。マンション業者に勤務していれば営業中はそりゃマンション押しになるでしょうし・・一方で戸建の営業マンは戸建て押しですよね。建設業でもなければ不動産業でもない方はどうやって判断すればいいのでしょうか?
今回はいち宅建士としてどう判断するかを案内するためにそれぞれの種類の一般的なメリット・デメリットを紹介します。
決めるのはあなたです( ̄ー ̄)ニヤリ 種類は大まかにこの5つ
- 注文戸建
- 分譲戸建
- 中古戸建
- 新築マンション
- 中古マンション
注文戸建
自分の思い通りの家を持つなら、この形式が一番だと思います。思った場所で自分にとっての適正な価格で手に入れる機会に恵まれればこれを買うのが一番いいと思います。まー中々いい土地は市場に出ませんし、出ても高かったりするので、運と資金が必要になる買い物だと思います。
分譲戸建
新築戸建てをコスパよく持つなら、この形式が一番です。多くの方に取って立地と価格のバランスは最高になるはずです。完成品を買うので、「思ってたのと違ったー」とかのトラブルは少ないです。自分が探している立地で分譲戸建が販売されていれば、まずは選択肢の一つとして検討してもいいと思います。逆に言うと、いつ、どこで、供給されるのか分からないのがデメリットと言えますね。
中古戸建
中古戸建+リノベーションは今アツいですね。今後も要注目の形式だと思います。フルリノベーションであれば内装を注文住宅並に個性が出せますよ。部分リノベでコスパを追求することもできますし、とにかく幅が広いです。戸建で立地にこだわる場合は、注文・分譲と共に選択肢の一つとして持っておいていいと思います。デメリットとしては、「キチンのメンテされている物件は以外に少ない」ということでしょうかー。
新築マンション
好立地に住みたいなら、この形式。リッチでアーバンでラグジュアリーな生活をゲットしましょう。大型マンションであれば価格のバリエーションも多くなりがちなので、優良立地にお手頃な価格帯で新築を手に入れるならいい選択肢ですね。新築マンションの場合の注意点は修繕積立金の計画を購入前にキチンと確認すること。修繕積立金については、別記事を作ろうと思いますので、説明を控えますが、後で金額が上がる事が多いのでその部分は確認して購入しましょう。それと、立地が悪いと思うマンションはパスですよ。
中古マンション
やっぱり、建物の強さは中古になった時に際立ちます。まー全部が強い訳ではもちろんないのですが、築20~30年だと木造に比べると建物の残存強度は明らかに高いと思います。リノベーションといった手法が登場する以前は、築30年のマンションとか誰が買うんだ?といった感じでしたが、現在は好立地と価格のバランスの良い物件+リノベといった手法は高いコスパを叩き出すと僕なんかは感じる次第です。もちろん築浅をそのまま使うのも有りですよ。
まとめ
以上、大まかに特徴をまとめてみました。初めて住宅を考える時は、これくらいは知っておいた方がいい事かなーと思うことを僕なりにまとめた次第です。これで大まかな印象を掴んで頂いてご自身のおうち探しに入って行くと、「しまったー!」が少なくなるのではないでしょうか。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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