親から不動産を相続すると何が待っているのか??

目次

金銭的には・・・

  • 固定資産税の負担
  • 管理費用の負担

たった二つなのですが、自分で利用していないものに費用負担を強いられることは大きいと思います。僕の住居は持ち家なので、固定資産税を負担しています。高いなーと思いますが、自分とその家族が生活しているのだから、仕方ないと納得。

一方で相続した不動産は物置以外は使い道が無いです。人に貸せるような場所にあればいいのだけれど、全くそんな事はない。立地もそうだが建物も古い。僕が相続した時点で、少なくとも5年は利用していなかった事もあり、雨漏りはひどく室内に入るとカビの匂いがします。家の中に入るときは靴のまま入るし、今更そこを人に貸す方がお金がかかるはず。敷地は広く草も生える。年末やお盆には近隣から苦情がはいるので、業者に草刈りを依頼したら、15万円ほどかかったこともある。その物件に固定資産税か課税されるのだから、まー大変。

どうにかしないと、延々この二つの費用を払い続けることに・・・

解決策としては、売るか貸すかの二つですが・・・建物は古いし、雨漏りの修理なんかやっていたら、回収するまで何年かかるか分かりません。なので、売るの一択ですね。これも何年かかるか分かりませんが、僕は不動産屋なので、やるしかない。

そこで、草刈りに行った時に隣の馴染みのおじさんに声を掛けると「息子が買うかもしれん・・」と言う。この一声から、ついに実家の土地の販売を決意。

僕も長年住宅の販売に携わってきましたが、いわゆる超郊外部の土地は別荘地を除き扱ったことがありません。都市部から郊外部、超郊外部に行くにつれて当然ですが、販売価格は変わっていくし、規制も変わっていきます。ぶっちゃげ、一番業者として怖いのが規制の変化なんですが、この辺をうまくクリアーしていければ意外といい商売になるのかも?とも思っていて、「それであれば僕の他にも同じように悩んでいる方の役に立てるかもしれない」という事で、このテーマを連載企画とすることにしました。 

一応ですが、お隣の息子さんが一部を購入して頂ける運びとなりましたので、実務に合わせて費用面や規制面を分かりやすくレポートしていく企画としたいと思いますので、ご興味ある方は永ーい目で見守って頂ければ助かります。

以上、新企画のご案内でした。よろしくお願い致します。

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この記事を書いた人

大手ハウスメーカーD社、大手パワービルダーH社、大手フランチャイズ不動産HD社(大手ばっかり書いてすみません)を経てついに独立!業歴20年の経験と知識をもとに、お客様の住宅購入をフルサポート致します。

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