ちょっと暴論吐いてみようとこのタイトルです。
僕は昔々の事になりますが、某大手ハウスメーカーに勤めていました。まー、高い建物を売ってましたねー当時は・・今は不動産屋のおやじですが、その次はいわゆるパワービルダーにもお世話になりました。なので、ハイエンドとローエンド両方の会社で働いた者の意見として読んで頂けると幸いです。
結論はお題にありますが・・・
家はローエンドで十分だというのが僕の意見です。なぜか?・・・持ち家に住みたくなる時期っていつでしょうか? 具体例として2つの時期で考えてみます。一つ目は結婚して一人目の子供が生まれた時で考えてみます。それなりに仕事もできて結婚して子供も生まれた時期って多分人生で一番幸せな時期だと思います。この時期に探している方多いと思うのですが、ここで、持ち家にハイエンドの商品を持ってくるのはおすすめできません。だってこの後色々お金かかるでしょ。「人生最高の時はお金には余裕をもって過ごした方がいい」お家にお金を掛けるなら、家族との時間にお金を掛けた方がいいですよね?
二つ目は
勤め上げて退職、これからゆっくり過ごしたい時、この時期も家を探す方多いです。ここでハイエンドの商品を持ってくるとやっぱりきつくなることが多い。この時期に家を買う方は残念ながら住宅ローンの利用が難しい事が多いです。だから現金で家を買うもしくは、自己資金を1,000万円単位で入れないと住宅ローンの利用は難しと思います。親子リレーローンと言う物がありますけど・・・僕はおすすめしてません。つまり、セカンドライフでゆっくり過ごすための資金が削られてしまうという事です。これは誰でも回避したいのではないでしょうか?いっぱい現金あるんで大丈夫という方ももちろん居ると思いますが、そんな人はすでに持ち家なんじゃないかなと思います。この時期の方に住宅を販売する時、僕がいい仕事できたなあと思ったのは、買換パターンですね。すでにローンを完済した物件をお持ちでそれを売却した資金で郊外に新しい物件を買うパターン。これできたのはやはりパワービルダーに勤めていた時でした。とっても喜んで頂いたと思います。
まー、お金ならいくらでも・・・
という方であればこんなことは考えなくてもいいのですが、僕も含めてそうでない方も多いと思います。「一生の買い物なので、良いものを」と僕も昔は言ってましたが、真実は「一生の買い物なので、コスパの良いものを」だと考えています。
以上、ここまで読んで頂いてありがとうございました。
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